こだいらぽんたの「基礎学力」勉強日記(倉庫)

過去にアップした記事をここにまとめています。

「様々なものを失い続けるだけの人間というものを、力強く肯定してくれる物語」 村上春樹著「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」(上・下)+130日目~131日目(化学)

村上春樹著「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」(上・下)新潮文庫 数日前、読書ノート「知恵と慈悲<ブッダ>ー仏教の思想1」で、仏教は人間の有限性の不安に向き合った宗教だと書いた。どんなに楽しい時も永遠には続かない。人間は時の流れの…

水戸ホーリーホックvs鹿島アントラーズ いばらきサッカーフェスティバル2017@ケーズデンキスタジアム+128日目~129日目(日本史)

水戸ホーリーホックはシーズン序盤がダメでも、終盤にはものすごくいいチームになっている。去年もいい試合をたくさん見せてもらった。これを来年も続ければ・・・と思うのだが、水戸はいい選手を輩出しても、すぐに他のチームに抜かれてしまうので同じサッ…

「元ネタの小説が読みたい!ぽんたを書店に走らせた入試問題」桜蔭中学校(2015年国語)+127日目(数学)

読書の偏りを補うべく、中学入試の問題集(国語)を読むことにしたことは以前書いた。やる順番はどうでもいいのだが、とりあえず偏差値の高い中学校から読み進めることにした。でも偏差値が高いからといって、心躍る文章に出会えるとは限らない。小学生が読…

「『自我を圧殺し、自己を忘却せよ』という教えは仏教にはない」 読書ノート 増谷文雄・梅原猛著「知恵と慈悲<ブッダ>ー仏教の思想-1」+125日目~126日目(世界史)

増谷文雄・梅原猛著「知恵と慈悲<ブッダ>ー仏教の思想1」(角川ソフィア文庫) どんな宗教も自分の不安や苦しみに向き合ってくれなければ意味がない。自分が生きていくうえで、不安なことや苦しいことを「わかってくれる」教えでなければこれっぽっちも心…

清水エスパルスvs柏レイソル練習試合@指宿+120日目~124日目(日本史、化学)

先日、鹿児島に行ってきた。冬に咲く菜の花があることを初めて知った。黄色い菜の花の向こうには開聞岳がそびえている。どこからも見える特別の山だ。 指宿いわさきホテルのサッカーグラウンドで清水エスパルスと柏レイソルの練習試合を見てきた。40分×4本。…

「数学界の最大の謎に果敢に挑んだ数学者たちの物語」 読書ノート サイモン・シン「フェルマーの最終定理」(青木薫訳)+118日目~119日目(数学)

サイモン・シン著「フェルマーの最終定理」(青木薫訳 新潮文庫) この本はギャラリーが多い。ブックレビューは「面白い!」「素晴らしい!」と大絶賛の嵐だ。そりゃそうだ。本当に面白いのだから仕方がない。数学に詳しくない人間でもぐいぐい引き込まれて…

「自分の居場所はひとつだけじゃない」 麻布中学校(2016年国語)+114日目~117日目(世界史)

小学生だって人間関係に悩んでいる。「親友」からの誘いを断ったら、その子は別の子を「親友」にして付き合い始めるかもしれないといった不安。浮いている存在だと思われたくないと、他人の目ばかり気にしている息苦しさ。教室に居場所がないと感じるとき、…

「これはすごい。入試問題の胸を打つ文章に涙した!」開成中学校 (2013年国語)+113日目(日本史、化学)

昨日の日記でも書いた通り、読書の偏りを減らすべく、中学入試・高校入試の国語の入試問題に出ている文章を読んでみることにした。いわゆる「ミニ読書ノート」だから、学校の選び方は恣意的だ。私には子どもがいないので、小学校や中学校の生徒たちがどんな…

「もう一教科追加予定。それは『中学入試・高校入試の国語』」+111日目~112日目(世界史、数学A)

久々の勉強日記だ。このところ読書にかまけていたが、高校程度の「基礎学力」をつけなくては本も正しく読めないのだろうから、勉強(あくまで高校程度)の方も頑張ろう。ところで、この「基礎学力」勉強日記だが、現代文の科目も増やそうと思っている。自分…

「フランス文学素人の私でも心から楽しめた。宮下先生、翻訳してくださってありがとう!」 読書ノート ラブレー著「第五の書ーガルガンチュアとパンタグリュエル5」(109日目~110日目)

ラブレー著「第五の書ーガルガンチュアとパンタグリュエル5」(宮下志朗訳 ちくま文庫) いやはや、読み応えのある名著だった。ど素人の私でも楽しむことができた。それもこれも宮下先生の訳と注釈がわかりやすかったからに他ならない。政治的なことや宗教…

「ローマ教皇を徹底的におちょくるパンタグリュエルと仲間たち」 読書ノート ラブレー著「第四の書ーガルガンチュアとパンタグリュエル4」(108日目)

ラブレー著「第四の書ーガルガンチュアとパンタグリュエル4」(宮下志朗訳 ちくま文庫) パンタグリュエルと仲間たちは「聖なる酒びん」のご神託を授かるべく、「北方インドはカタイの近く」にある聖バクブックの神託所をめざして大航海へと船出する。どう…

「稀勢の里が優勝したから、今年こそFC東京もやってくれるに違いない!」+106日目~107日目(日本史、化学)

今年こそやってくれるはず!今度こそやってくれるはず!絶対やってくれるはず!毎回期待値は高いし、時折いい相撲も見せてくれる。しかし、ここぞというところで決まらない。それが稀勢の里だった。それでも私は稀勢の里を応援していた。なぜって、私が応援…

「『パンタグリュエル』の旧世界の話は、村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』を思い起こさせる」 読書ノート ラブレー著「パンタグリュエルーガルガンチュアとパンタグリュエル2」(104日目~105日目)

ラブレー著「パンタグリュエルーガルガンチュアとパンタグリュエル2」(宮下志朗訳 ちくま文庫) 第2巻は巨人王ガルガンチュアの息子、パンタグリュエルが主人公だ。前半はパンタグリュエルがフランスのさまざまな地で学問を修め、この物語の重要人物であ…

「奥深いけどふざけてる。こんな風刺本、誰にも書けない!」 読書ノート ラブレー著「ガルガンチュアーガルガンチュアとパンタグリュエル1」(宮下志朗訳)+(100日目~103日目)

ラブレー著「ガルガンチュアーガルガンチュアとパンタグリュエル1」(宮下志朗訳 ちくま文庫) 「題名は知られているが、意外と読まれていない名作シリーズ」。今回はフランス・ルネサンスを代表する作家、フランソワ・ラブレー著「ガルガンチュアとパンタ…

「阿房列車」に思う。数学と国語は似ている。+97日目~99日目(世界史、数学A)

内田百閒「阿房列車」にこんな話がある。ある旅館に三人が泊まった。宿泊代は一人10円。三人で30円払った。旅館はサービスで5円まけてくれた。ところが女中さんがそこから2円ネコババして、3円を三人に返した。三人は1円ずつ分けたから、ひとりが支…

「人間の祖先が猿だったなんて、どこにも書いてない!」 読書ノート ダーウィン「種の起源」(渡辺政隆訳)+95日目~96日目(日本史、化学)

ダーウィン「種の起源(上・下)」(渡辺政隆訳 光文社古典新訳文庫)私はダーウィンのことを誤解していた。「人間の祖先は猿だった。猿が進化して人間になったのだ」という説をぶち上げて、世界中の人たちから非難された人だと思っていた。ところが「種の起…

年を取るにしたがって、できることが増えてきた。+93日目~94日目(世界史、数学A)

新年早々、スポーツジムに行ってきた。いつものレッスンに出て、いつもの仲間と気軽におしゃべりしてきた。わざわざこんなことを書いたのは、元来私はものすごい人見知りで「気軽に人と話をする」ということができなかったからだ。前に行っていたスポーツジ…

本にたくさん書き込みをしないと内容についていけない!+85日目~86日目(世界史、数学A)

来年は「有名だけど意外と読まれていないシリーズ」を、もっとたくさん読もうと思っている。次はラブレー著「ガルガンチュアとパンタグリュエル」に目をつけた。大作だがなんとか読めるだろう。ちくま文庫で読みやすい訳が出ているというので、日本橋の丸善…

移籍が発表された、FC東京高橋秀人について熱く語る。+83日目~84日目(日本史、化学)

FC東京MF高橋秀人のヴィッセル神戸への移籍が公式に発表された。FC東京の中でも一番好きな選手だった。残念で残念でたまらない。特に足元がうまかったわけではない。ゲームを作れるわけでもない。だが対人プレーは強かった。おまけに高さのあるボランチはあ…

さっと読める本と精読する本と。+72日目~73日目(世界史、数学A)

気楽にさっと読める本と、机に向かってじっくり読まないと頭の中に内容が入らない本がある。例えば最近読んだ、ヒキタクニオ「触法少女」(徳間文庫)、小池真理子「闇のカルテット」(双葉文庫)、湊かなえ「高校入試」(角川文庫)は、「さっと読める本」…

「きゅうりのサンドイッチが食べたい!」+70日目~71日目(日本史、化学)

私が行っているスポーツジムのメンバーの間で、ちょっとした本の貸し借りが流行っている。私は専ら借りるばかりだが、今まで知らなかった多くの作家を知ることができた。ああだこうだと感想を言い合えるのも楽しい。最近借りた中で面白かったのは、宮本輝「…

「藤原京遷都の時は誰が天皇だったっけ?」+65日目~66日目(日本史、化学)

電車の中で、小学生がふたりで日本史資料集を開きつつ「『ちゅうだいあにこうじ』ってだれだっけ!?」とやりやっていた。「大化の改新」というキーワードが出てきて、なるほどと納得。周囲はみんな知らんぷりしていたけれど、本当は教えてやりたくてうずう…

古文は現代語訳でまとめて読むと面白い。+63日目~64日目(世界史、数学)

高校時代、落ちこぼれの私にとって、古文の勉強は特に苦痛だった。まず、文法の勉強で心が折れた。教科書に載っている文章を品詞分解して(どこで「品詞」が切れるのかさっぱりわからない)「未然形」だの「連用形」だの、わけもわからず書きこむ。助動詞の…

55日目~57日目(世界史、数学)+フットボールを愛する世界中の人々が「シャペコエンセ」を応援している。

ブラジルのプロサッカーチーム、「シャペコエンセ」の選手やスタッフが搭乗していた飛行機の墜落事故に心を痛めている。自分の応援するチームの選手やスタッフが、飛行機事故で一瞬で消滅してしまう・・・想像しただけで胸が引き裂かれそうだ。サッカーのサ…

53日目~54日目(日本史、化学)+雑記いろいろ

*昨日はJ2のプレーオフだった。勝ち点が年間1位と2位のチームはJ1に自動昇格。あとの一枠をめぐって、3位から6位の4チームでプレーオフが行われる。今年安定した強さを見せながら、あと一歩というところで昇格を逃してしまった松本山雅がかわいそうで…

51日目~52日目(世界史、数学)

最近、シャワートイレが壊れてしまい、メーカーに修理を依頼した。後日、修理担当の人から電話があった。「申し訳ございません。便座が大変ご迷惑をおかけしております!明日、××時にお伺いいたしますので・・・」と大真面目に言っていた。笑いをこらえるの…

FC東京 中島翔哉「観ている人がイライラするプレーをなくしたい」+47日目~48日目(日本史、化学)

1999年に西が丘でFC東京に出会って以来、私はずっとこのチームを応援し続けている。年間チケット購買者(SOCIO)には「青赤通信」という会報誌が送られてくるのだが、これに載っていた中島翔哉のことばが印象的だった。リオオリンピックでともに活躍した…

38日目~39日目(世界史、数学)+清水エスパルスvsファジアーノ岡山 2-1で清水が辛勝。

「家も車も変えられる。妻でさえも変えられる。しかし、好きなサッカークラブだけは変えられない」イングランドのサポーターの有名なことばだが、フットボールが好きな私には、このことばが皮膚感覚でわかる。これはJ1だろうがJ2だろうがもっと下のカテゴリ…

36日目~37日目(日本史、化学)+明日は清水エスパルスホーム最終戦

いよいよJ2昇格争いも大詰めだ。札幌か松本か清水のうち、2チームは自動昇格。残り1チームはプレーオフにまわる。どのチームだって何が起こるかわからないプレーオフになんてまわりたくない。勝ち点をひとつも落とせないひりひりした展開が続く。運命の…

34日目~35日目(世界史、数学)+「世界は誰かの仕事でできている」

2年前だっただろうか、「ジョージア」の「世界は誰かの仕事でできている」という、山田孝之出演のコマーシャルが大好きだった。子どもが父親に「ねえ、パパ。この世界は誰がつくってんの?」と聞く。「誰って・・・」としどろもどろする父親。すると、工事…